小林慎太郎のブログ

ラブレター代筆、プレゼンテーション指導、スピーチライティングなどをサービスとして提供するデンシンワークス(dsworks.jp)代表、小林慎太郎のブログ

代筆

恋文横丁

「恋文横丁」というのは、渋谷に実在した横丁の名前。朝鮮戦争当時、日本に駐留をしているアメリカ兵に想いを寄せるものの、英語ができない日本人女性が数多く存在した。そのような女性たちから依頼を受け、英文でラブレターを書くいわゆる「代筆屋」が、そ…

ラブレターを書くコツ

「ラブレターを書くコツを教えてください」 僕が代筆屋をしていることを伝えると、必ずといっていいほど訊かれる。当初は、したり顔で、書き出しがどうとか、表現がどうとか語っていたが、最近はそういうのは止めた。 「名前を書くだけで大丈夫です」こう答…

告白するべきか、せざるべきか。それが問題だ。

「まぁ、結果論ですけど、告白しなきゃよかったかもですねー。告白しなかったらこんな気持ちにもならないし」 夜の新橋。寿司屋のカウンターで、僕と依頼者は並んでいた。依頼者の一言に、僕は、漬けマグロへと伸ばしかけた手を止める。 ははは、冗談ですよ…

自分宛のラブレター

“ラブレター”というと、好きな相手に対して“告白”をするためのもの、というイメージが一般的には強いと思う。だから、“ラブレター代筆屋”という看板を掲げる僕のもとに寄せられる依頼は、すべてが告白のためのものだと思われているようだ。でも、実際はそう…

別れはいつだって、少し、早い。

僕の好きな言葉に、 人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に。 という言葉がある。哲学者である森信三氏の言葉だ。最善のタイミングで、必然的に出逢うべき人には出逢う、ということ。 確かに、と思う。 38年と…

春にして君を想う。

「彼女の人生は幸せだったのかと。幸せにできていたのかと。色々と後悔が残っています・・・」 ラブレターの代筆をはじめてから一年ほどが経ったある春の日、依頼者がもらした言葉。奥様が若くして病気を患われ、過去を振り返り、後悔をし、感謝の気持ちをし…